太陽光発電用パワコンを中国で生産、コスト削減へ – 新電元工業株式会社
新電元工業株式会社(東京都、森川雅人社長)は、今年の夏から太陽光発電システム用パワーコンディショナー(以下、パワコン)の中国生産に乗り出す。生産を中国で行うことにより、国内生産に比べコストを2割低減することが可能になる。
太陽光発電モジュールが発電した電力は直流電力であるため、家庭内で使用するには交流電力に変換する必要がある。その変換を行う機械がパワコンであり、太陽光発電システムを構成する重要な部分である。
同社は現在、屋内設置用のパワコンを埼玉県飯能市で設計・生産しており、今回新たに屋外用のパワコンをラインナップに加え、それらを中国で生産するとのこと。7月にも出力100キロワットの製品を国内で展開する予定だ。価格は約400万円で、年250台の販売を目指す。
新電元工業株式会社
≫http://www.shindengen.co.jp/