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柳月メガソーラー稼動

 菓子メーカー柳月(音更町)が音更町音更西3線に建設していた大規模太陽光発電所(メガソーラー)の「柳月スイートピアガーデン太陽光発電所」が完成し、8日から稼働した。当面は北海道電力に売電し、おおよそ10年で建設費用を回収し、将来は自社工場の電気を賄う方針という。

 同発電所は、音更町の工業団地の2万8887平方メートルの敷地に、太陽光発電のパネル6465枚を設置し、出力1メガ・ワット(1000キロ・ワット)を発電する。年間で一般家庭375世帯分の電力を賄う。用地費を含めた総工費は7億円。北海道電力によると、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が昨年7月に導入されてから、道内でメガソーラーが稼働するのは初めて。

 現地で行われた竣工(しゅんこう)式で、柳月の田村昇社長は「全道トップはうれしい限り。クリーンエネルギーで十勝の環境を守りたい」と話した。同社は、メガソーラーを見学できる観光客向けテラスの設置も計画している。

(記事:読売新聞)