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太陽光パネルの架台に間伐材を、地域材の新しい利用方法 – 愛媛県

 愛媛県森林組合連合会は、県産ブランド材「媛すぎ」を使った架台「媛ストラット」を4月から販売している。

 架台とは、太陽光パネルを設置する際に必要となる土台の事をさし、常に屋外に設置されることもあり強い耐久性が必要とされる。「媛ストラット」は主に陸屋根の住宅、集合住宅、地面など平らな場所に設置することを想定している。

 材料は愛媛県産の間伐材(スギ)で、様々な処理を行い一般的な鋼製架台と同程度の強度を確保している。耐久年数は35年以上という。システムの設置場所に応じて、大きさや厚みなどを変更することが可能だ。

 今後は価格低減に取り組み、地域材の新しい利用法として活用していきたいとしている。

愛媛新聞
≫http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20130510/news20130510119.html