ドイツの世界最大手パワコンメーカーと国内企業が包括契約を締結
ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社(駒ヶ根市、伊藤敦社長)は16日、ドイツのパワーコンディショナーメーカーSMA Solar Technology AG(ドイツ、以下SMA)と日本市場向けの包括契約を締結したと発表した。特に屋外耐久性の高いSMA製パワコンの低圧太陽光発電設備分野での販路拡大を図るため、協力体制を強化したものだという。
SMAは世界最大手のパワコンメーカーとして知られ、日本市場にも昨年から参入している。この契約によって、両者や国内の太陽光発電市場にどういった影響をもたらすのか、注目していきたい。
国内で用いられるパワコンは、その9割が国産品と言われているが、近年この牙城は崩されつつある。その背景には、ミドルソーラーやメガソーラーといった産業用太陽光発電所の全国的な建設ラッシュがある。需要が急激に増加し、生産が追いつかずどこも品薄といった状況で、建設に遅れが出たりそもそもの計画を断念するケースが相次いでいる。この状況は、外資系メーカーにとって日本市場に参入する絶好のチャンスと言えるだろう。
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