国内最高出力、変換効率を実現した多結晶太陽光パネルが登場 – ノーリツ
湯まわり設備メーカーの株式会社ノーリツ(神戸市、國井総一郎社長)は、住宅用多結晶太陽光パネルで国内最高の出力205W、変換効率15.2%を達成した「PVMDシリーズ」を7月10日に発売する。
高効率セルや反射を低減するARコートグラスを採用し、光の損失を抑制することで、従来品と比較し5%の年間発電量アップを達成したという。5種類の形状をラインナップし、屋根の面積を無駄にすることなく発電することが可能になっている。
また、屋根材に穴を開けずに施工する「キャッチ&ダイレクト工法」を用いた取付金具のバリエーションを追加している。一般に、太陽光パネルを設置する場合は屋根に穴を開け、架台を固定し、その上に太陽光パネルを設置する。この工法による雨漏りの事例が少なくないだけに、穴あけ不要工法の対応は大きな魅力と言えるだろう。
同社は、このパネルにより、引き続き需要拡大が見込まれる国内市場でのさらなる拡販を目指すとしている。
ノーリツ – ニュースリリース (PDFデータ)
≫http://www.noritz.co.jp/library/news/2013files/20130516_1tti.pdf