メガソーラー、設置計画に足踏み?
買取価格が引き下げられた4月以降、メガソーラーの新たな設置計画の件数が伸び悩んでいる。
2012年度、中国地方で設備認定を受けた事業は239件に及んだが、4月以降は1件に留まっているという。太陽光発電による電力買取価格は、12年度末までの42円/1kWhが、37.8円/kWhに引き下げられた影響が大きいと言えるだろう。
中国経済産業局によると、本年度のメガソーラーの建設申請は、5月に認定を受けた岡山県内の1件のみ。申請を代行した福岡市の建設コンサルタント会社は、「買取価格が1割減ったので施工費を1割落とす」と説明する。8、9年での投資回収を見込んでいるそうだ。
建設数が落ち込む中国地方に対し、九州や関東では今もメガソーラーの建設が相次いでいる。
参照:中国新聞
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201305230010.html