タイで約84メガワットのメガソーラーが竣工 – シャープ
シャープ株式会社は29日、タイで最大規模となる約84メガワットのメガソーラー発電所を竣工したと発表した。
竣工した発電所の設備容量は10.3MWで、昨年3月に竣工した73.2MW発電所に隣接して建設された。両発電所を合わせた設備容量は約84MWにも及ぶ。事業運営は、タイの再生可能エネルギー事業会社”Natrural Energy Development”社が実施するという。
熱帯に属するタイは、年間を通じて気温差が小さく年間平均気温が30度前後と暑い地域だ。一般に最も普及している結晶シリコン系太陽光パネルは、その性質上パネルが高温になると、電圧が低下し発電量に大きな影響が出てくるという欠点がある。そのため同施設では、高温下においても比較的電圧の低下が少なく、温度特性に優れている薄膜太陽電池モジュールが採用された。
シャープは、今後も拡大が続く日本や新興国市場などで、再生可能エネルギー事業を展開していきたいとしている。
シャープ株式会社 – ニュース
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/130529-a.html