国内最大級メガソーラー 19日、崎津で起工式
ソフトバンクの子会社SBエナジーと三井物産が設立した特別目的会社が今月、鳥取県米子市崎津地区で大規模太陽光発電所(メガソーラー)「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」の建造に着工することが10日分かった。19日に現地で起工式を開く。来年秋の稼働開始を目指している。
鳥取県やSBエナジーによると、県と米子市、県住宅供給公社が所有する崎津地区の敷地53・2ヘクタールを特別目的会社が借り受け、発電容量4万2900キロワットの太陽光パネルを設置。貸付期間は20年で、完成すれば国内最大級のメガソーラーとなる見通しだ。
建造予定地は、もともと農地として造成された干拓地。その後、多彩な用途として変遷しつつも50年近くほとんど買い手がなかった。平井伸治知事は10日の会見でこうした経緯にも触れ、「あまりにも広い敷地であるがためほとんど活用されないまま残ってきたが、太陽光発電という未来のエネルギーを生み出す」と着工を喜んだ。
(記事:日本海新聞)