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前田建設が自社メガソーラーでの取り組みを発表

 前田建設株式会社は7月31日、社有地に設置した自社メガソーラー「つくば太陽光発電所」においての取り組みを同社のブログ内で発表した。「つくば太陽光発電所」は、同社にとって太陽光発電におけるメンテナンスコストの低減技術やノウハウを取得するといった重要な目的があるそうだ。

 太陽光発電施設では、「雑草処理」が一つの課題となる。同発電所では、「防草処理技術」に関する各種実験と運用、および施設の予防保全を正確に計画・実施するための発電状況および運営関連情報の共有/蓄積用「管理システム」を採用しているという。

 「防草処理技術」とは、2種類の防草シートを採用し、シート敷設前後に環境負荷の少ない除草剤を散布するといったもの。これにより、土中の草の成長を抑制しシートの突き破りを防ぐことに成功。現在はメンテナンスフリーに近い、低コストでの運用が可能となっているという。また管理システムでは、同社が独自開発したシステムを活用することで現地の状況を素早く察知し、効率的な運転管理と保守点検を行うことが出来る。

 同社はこういった取り組みからノウハウを蓄積し、EPC事業者として顧客に最適なプランを提案出来るように、今後も比較、実験を重ねていきたいとしている。

前田建設 – 前田建設のオススメ
http://www.maedablog.com/ir/2013/07/no.html