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グリーン電源が自社施設でのパネル別発電量データを公開

 グリーン電源株式会社は6日、同社の実験施設「みかわ太陽光発電所」に導入している太陽光パネル4種類の発電量の公開を開始した。

 この発電所では、多結晶型・単結晶型・CIS薄膜型の太陽光パネル4種類が導入されており、設置角度や配線方法の違いによる発電量の差などについて評価・実証している。

 8月7日午前11時時点での発電量は以下のとおり。

最大出力100kWあたりの発電量
・国内メーカー製多結晶パネル :17,025kWh
・国内メーカー製CIS薄膜パネル :18,406kWh
・海外メーカー製多結晶パネル :16,861kWh
・海外メーカー製単結晶パネル :16,259kWh

設置面積600㎡あたりの発電量
・国内メーカー製多結晶パネル :16,913kWh
・国内メーカー製CIS薄膜パネル :15,041kWh
・海外メーカー製多結晶パネル :17,094kWh
・海外メーカー製単結晶パネル :18,072kWh

 同じ発電容量の場合、CIS薄膜型が大きな差を付けて最も発電しているが、設置面積あたりの数値では最も低い発電量となっている。この数値より、パネル一枚あたりの出力値が低いCIS薄膜型が、他のシリコン系パネルと同じ発電量を得るためにはより広い面積を必要とすることがわかる。
(10kWシステムを構成する場合、250Wのシリコン系パネルなら40枚で済むところが、170WのCIS薄膜型の場合約60枚も必要となる。)

 今後も引き続きデータはリアルタイムで更新されるため、長いスパンで注目していきたい。

グリーン電源株式会社
http://www.greendengen.co.jp/