ソーラーフロンティアがサウジアラビアのメガソーラー発電実績を公開
ソーラーフロンティア株式会社は先月27日、CIS薄膜太陽電池モジュールを納入し、昨年12月よりサウジアラビアで稼働しているメガソーラーの6カ月間の発電実績を公表した。
同メガソーラーは、ダーラン市のアルミドラ・タワーに併設された4,450代収容の駐車場(16~18ヘクタール)の屋根上に設置されており、設備容量は10.5メガワットを誇る。12月の稼働以来合計8,498MWhの発電量を記録したという。
同市のピーク時の一日の平均日射量は、世界で最も多くの太陽光が降り注ぐ地域の一つに数えられるが、猛烈な暑さと砂漠地帯であることから、同地域に設置するシステムには優れた温度係数や防塵性といった要素が求められる。ソーラーフロンティアのシステムは、まさにこれらを満たすシステムであると言えるだろう。
同社取締役社長執行役員の平野敦彦氏曰く、「この施設は同国内最大の発電量を誇っており、これをきっかけにCIS太陽電池モジュールに対する期待はさらに高まっていくだろう」としており、同社は今後もサンベルト地帯の再生可能エネルギー技術の導入促進に貢献してまいりたいとしている。
ソーラーフロンティア – ニュース
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2013/C023166.html