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トマト銀行がABL方式でメガソーラー事業に融資

 株式会社トマト銀行は9日、株式会社ニーズ(岡山県玉野市)が事業会社となって行うメガソーラー事業の設備資金などを、ABL方式で融資したと発表した。建設されたメガソーラーの設備容量は1メガワットで、総事業費は4億円となっている。

 ABL(アセット・ベースド・レンディング)とは、不動産や有価証券ではなく、在庫や売掛債権などの流動資産を担保として取り組む融資方式。太陽光発電事業においては、発電システムや売電収入が担保となる。

 今年度になってから、太陽光発電事業への融資手法としてプロジェクトファイナンスやABL方式の採用が増加している。これは、日ごとに太陽光発電事業のリスク分析や収支予測の正確さが向上し、金融機関にもその採算性が認められてきたことを示していると言えるだろう。

トマト銀行 – ニュースリリース
http://www.tomatobank.co.jp/mt/pdf/news_20130909.pdf