ため池でフロート型太陽光発電、設置方法の調査へ – 香川県
香川県は、全国で3番目に数が多い香川県内の農業用ため池を活用し、水上式の太陽光発電設備の導入を検討している。今後、太陽光パネルの具体的な設置方法や発電効率などを調査し、実現に向けた可能性を探る。
17日の9月定例県議会で、新田耕造氏(自民・仲多度2区)の代表質問に浜田恵造香川県知事が答えた。
香川県農村整備課によると、香川県内の農業用ため池は約1万4600カ所。太陽光などの自然エネルギーに関心が高まる中、ため池の湖面を有効活用するプランが浮上した。発電装置の整備費や維持管理費、気象の影響による発電量など、導入に向けた可能性を12月ごろまで検討。その上で、設置条件にあったため池を抽出する予定。設備の運営主体などについても今後、協議を進める。発電した電力は土地改良施設の維持管理などに活用する方針。
ため池を利用した水上式の太陽光発電施設は、兵庫県小野市が実証試験を進めている。
転載元 – 四国新聞社
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/20130918000158