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道内5町、エネルギー自活 太陽光や風力発電、苫前は427%

 千葉大とNPO法人環境エネルギー政策研究所(東京)が、全国の自治体の再生可能エネルギーの自給率を調べた結果、留萌管内苫前町など道内5町が100%を超えた。風力や太陽光などを利用して自治体内で生み出すエネルギーだけで家庭や産業で必要なエネルギーをまかない、自給自足できる計算だ。

 道内では、風力発電が盛んな苫前町の427・7%がトップで、全国10位。ほかに宗谷管内幌延町(232・9%)や、地熱発電などで胆振管内壮瞥町(197・4%)、後志管内ニセコ町(190・3%)、同管内蘭越町(152・3%)が100%超え。全国で100%を超えたのは、地熱発電で知られる大分県九重町(1136・4%)など計52市町村。都道府県別では、北海道は再生可能エネルギーの総供給量は全国3位だったが、自給率は27位にとどまった。

(記事:北海道新聞)