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NECが遠隔監視可能な法人用蓄電システムを販売監視

 日本電気株式会社(NEC)は20日、クラウドと連携し遠隔から稼働状況が常時監視できるオフィスや工場向けの法人用蓄電システムを販売開始すると発表した。

 この蓄電システムは、リチウムイオン蓄電池を搭載し、商用系統電力および太陽光発電システムと連系し、災害時や停電時にも電力供給が可能となっている。システムのラインナップとして、オフィスなどで最大3日分の電力供給が可能な蓄電容量20kWh及び重要業務の継続に必要な最小限の電力を確保する5kWhの2タイプを提供する。

 蓄電システムをクラウドに常時接続することで、NECがシステムの状態を常時監視し、リモートでメンテナンスが行えることに加え、全国の拠点やエンジニアによる保守体制により、安全・安心に利用できることが特徴だ。

 年々、日本国内において電力需給が逼迫していることもあり、節電ニーズが高まってきている。ピークシフトの取り組みなどの理由以外にも、BC(Business Continuity:事業継続性)対策として電力を確保し、災害や停電の発生時にも自社の重要業務を継続したいというニーズの高まりを受けての販売だ。

http://jpn.nec.com/press/201309/20130920_03.html