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両面発電型太陽光パネル「新・HITダブル」が受注開始

 パナソニック株式会社エコソリューションズ社は24日、公共・産業向け製品である両面発電型太陽光パネル「新・HITダブル」の受注を10月1日より開始すると発表した。

 日本国内の公共・産業用との太陽光発電システム市場は、固定価格買取制度やグリーン投資減税といった法整備が進んだことによって順調に拡大している。幅広い設置場所、方法に対応してほしいというニーズの高まりに応え、同社は、昨年より販売している従来品(VBHN210DJ01)よりも性能を向上させた「新・HITダブル」を発売する。

 本製品の公称最大出力は225Wで、変換効率は両面発電型太陽光パネルにおいて業界最高水準となる16%を達成しており、出力保証期間は全量買取方式に対応した20年となっている。表裏対象構造のHIT太陽電池セルを表面ガラスと裏面ガラスのサンドイッチ構造のモジュールにすることにより、両面からの発電が可能となっていることが特長だ。

 製品の詳細な性能などは未だ推し測れないが、今後、水面の反射光が期待出来るフロート式太陽光発電システム、及び雪による反射光が期待できる積雪地帯での太陽光発電システムとして採用されるケースが増えるのではないだろうか。また、そういった設置場所でどれだけの違いが現れるのか、今後の動向に期待が掛かっている。

パナソニック – プレスリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2013/09/jn130924-2/jn130924-2.html