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石油元売り各社、メガソーラー事業参入相次ぐ

 石油元売り各社がメガソーラー(大規模太陽光発電所)事業に参入する動きが相次いでいる。昭和シェル石油と日本政策投資銀行が今月、メガソーラーを運営する共同投資会社設立を表明したほか、出光興産は兵庫県の製油所跡地で1万キロワット級の建設を計画する。JX日鉱日石エネルギーは、今年度内に2つの太陽光施設を稼働させる予定だ。昨年導入された再生可能エネルギー電力全量買取制度(FIT)を商機拡大のチャンスととらえていることに加え、自動車の燃費向上でガソリン需要が低迷していることが背景にある。

 国内では少子高齢化や低燃費車の普及でガソリン需要の低迷が続いている。元売りでは、コスモ石油が今年7月に坂出製油所(香川県坂出市)を閉鎖するほか、出光興産も14年に徳山製油所(山口県周南市)の精製設備を停止するなど、設備の縮小や閉鎖が相次ぐ。元売り各社では需要低迷を補う収益拡大策を模索する動きが続いており、メガソーラー事業参入は、その一環といえそうだ。

(記事:電気新聞)