パナソニックが屋外用マルチストリング型パワコンを発売
パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は2日、屋外設置に対応したマルチストリング型パワーコンディショナを11月21日より発売すると発表した。併せて、集中型 2.7kWタイプと4.0kWタイプも入力電圧範囲を拡大し、同時に発売する。
固定価格買取制度がスタートした2011年当初、平均システム容量は4kW程度だったが、今年度の調査では5kW前後にまで高容量化が進んでいる。そういったニーズの高まりを受け、今回発売される本製品の定格出力は5.9kWとなっている。マルチストリングに対応しているため、様々なモジュールの構成に対応することが可能となっており、屋根スペースの有効活用を図ることができるという。
本製品の特長として、屋外設置可能タイプでは業界トップクラスの変換効率96%を達成していること、接続箱機能を内蔵することで施工の簡素化を実現していることが挙げられる。
また、新型多数台連系対応単独運転防止機能を搭載することによって、電力会社との連系協議をスムーズに行えるようになったことから、住宅用システムだけでなく、低圧連系を行う産業用分野においても大きなメリットが期待できるだろう。
パナソニック – プレスリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2013/10/jn131002-5/jn131002-5.html