エクソルが自社ソーラーを建設、来年4月の稼働を目指す
株式会社エクソルは7日、岩手県北上市において自社メガソーラーを建設すると発表した。
2011年に発生した東日本大震災の爪痕は深く、未だ懸命な復興作業が進められている。その中でも、特に致命的な被害を受けたのが農家だ。セシウムによる風評被害や津波による塩害被害を受けた土地において、従来のように営農することは難しいのが現状といえるだろう。
そういった農家や自治体の救済法として、昨年よりメガソーラーが大きな注目を集めており、本事業もセシウム風評被害を受けた遊休牧草地を賃貸借して行われる。建設するメガソーラーの設備容量は1.99メガワットで、サンパワー社製の太陽光パネルE20/327(327W)とKACO 社製のパワーコンディショナが用いられるという。なお、運転開始は来年4月の予定だ。
同社では、2014年5月末までに、全国で合計30メガワットの自社ソーラー建設を計画しており、本事業もその一環となる。実証データを基にノウハウを蓄積し、今後の提案力を高めていきたいとしている。
株式会社エクソル – ニュース
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