雪害・塩害に対応したメガソーラーが竣工、運転を開始
北ガスジェネックス株式会社は2日、石狩市においてメガソーラー「ソーラーファーム石狩」の運転を開始したと発表した。
同メガソーラーは石狩市の北海道ガス及び北ガスジェネックスの社有地2.9haの敷地に建設され、設備容量は1.2メガワット、年間想定発電量は約117万kWhを見込んでいる。発電した電力は全て北電に売電する予定だ。
このメガソーラーはいくつかの技術的特徴を持ち合わせている。雪害・塩害等の諸問題を解決するため、アレイは地上高2mで設計されている。さらに、発電効率の向上を図りアレイの傾斜角度は30度で設計されているが、これによって積雪荷重が高まるリスクについては架台の強化などで対応しているという。また、発電所の機器類は寒冷地仕様、架台等は耐塩害仕様のものが採用されており、厳しい環境が予測される北海道でも万全の発電態勢を整えている。
北ガスグループは、今後もエネルギーの安定供給に努めるとともに、環境負荷低減に貢献するエネルギーサービスの提供を通じ、地域社会の発展に貢献していきたいとしている。
北ガスジェネックス株式会社 –
http://www.kg-genex.co.jp/solarfarm/pdf/131002.pdf