ヨコオが高耐久「低抵抗給電コネクタ」を開発、サンプル出荷予定
株式会社ヨコオは29日、太陽光パネルのジャンクションボックス内で使われる内部接続用のコネクタとして高耐久な「低抵抗給電コネクタ」を新開発し、11月よりサンプル出荷を開始すると発表した。
同社は、主に移動体通信機器市場において、電源・信号接続用のコネクタを市場投入してきたが、近年は社債や医療分野、今後成長が期待される再エネ分野もターゲット市場として、製品開発を推進しているという。
今回開発されたコネクタは、給電ケーブルに接続された「プラグコネクタ」とそれが挿入嵌合される「リセプタクルコネクタ」とで構成されており、シンプルな構造から高い耐久性と低抵抗性能を実現している。また、基板実装タイプとなっているため、ジャンクションボックスの組み立て工数の削減にも寄与する効果が期待できるようだ。
本製品の製造は中国工場で行い、11月からのサンプル出荷を計画中。2014年度に70万個/月の生産規模を目指すとしている。
株式会社ヨコオ – リリース
http://www.yokowo.co.jp/release/pdf/13_10_29.pdf