ニュース記事一覧

ニュース一覧へ

国内最大のメガソーラーが完成、県内消費電力の2.2%を賄う – 京セラ

 京セラ、KDDI、IHI他が出資する鹿児島メガソーラー発電株式会社は4日、国内最大のメガソーラー「鹿児島七ツ島メガソーラー発電所」が完成し、11月1日より運転を開始したと発表した。

 本発電所は、2013年11月1日現在で国内最大のものとなっており、東京ドーム約27個分、およそ127万m2もの敷地に京セラ製太陽光パネルを29万枚敷設。設備容量は70メガワット、年間想定発電量は約78,800MWhを見込んでいる。これは一般家庭約22,000世帯の年間消費電力に相当し、鹿児島県内の消費電力の2.2%を賄えるという。今後は、鹿児島県メガソーラー発電株式会社の運営を京セラが、施設の運営保守は京セラソーラーコーポレーションと九電工が担当する。

 また、この発電所には「鹿児島七ツ島ソーラー科学館」という展示見学施設も併設されており、一般の方々が太陽光発電について学ぶことができるようになっている。地域の環境啓発としても大きな役割を果たすと言えるだろう。

 同社は、安心、安全なエネルギーを供給してゆくことで、地域の人々に愛される発電所となるよう運営していきたいとしている。

京セラ株式会社 – トピックス
http://www.kyocera.co.jp/topics/2013/1102_muri.html