国内4拠点で太陽光発電システムを稼働 – ミサワホーム
ミサワホーム株式会社は13日、同社グループにおいて4拠点目となるミサワホーム沼田向上への太陽光発電システムの設置が完了したと発表した。
同社グループでは、今年3月より関東物流センター、5月より株式会社ミサワホーム静岡の新社屋、8月より福岡工場の各施設屋根面を活用し、太陽光発電システムの運転を開始している。今回の取り組みで同社グループの所有する太陽光発電システムは4カ所目となり、4拠点の合計設備容量は約3.6メガワットで、年間想定発電量は約360万kWh、年間の売電金額は約1億4,000万円を見込んでいる。
また、同社は住宅業界ではじめて特定規模電気事業者の届出を完了し、電力小売り事業の取り組みを開始する予定だ。最初の取り組みとして、東京電力管内にある関東物流センターに設置した約1MWの太陽光発電設備で発電した電力を、同じく東京電力管内にある当社グループの各事業者に供給するという。これにより、従来と比較して安価に電力を調達出来ることから、対象となる事業所の電力コストを約5%削減することが可能となる。
同社は、2016年に予定されている一般家庭向けの電力自由化に向けて特定規模電気事業者としてのノウハウを蓄積し、ミサワホームオーナーの電力コストを抑制できるスマートコミュニティのあり方について検討していきたいとしている。
ミサワホーム株式会社 – ニュースリリース
http://www.misawa.co.jp/misawa/news_release/