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NEDOが行う実証研究の共同研究先が決定

 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構は18日、平成25年8月16日から平成25年10月1日まで「太陽光発電多用途化実証プロジェクト」に係る公募を実施し、審査の結果12件の採択先を決定したと発表した。

 本プロジェクトは、導入ポテンシャルが大きいことが判明しているにもかかわらず導入が進んでいない建物の壁面、農地やビニールハウス、傾斜地、ため池や湖畔などの水上などに対して、導入を阻害する要因を解消するため、新たな太陽電池モジュールや施工技術、低コスト化・発電量向上化技術の開発・実証を行うというもの。

 主な研究内容は以下の通り。

[1]「低反射環境配慮型壁面太陽光発電システムの開発」(ビル壁面)
[2]「低コスト太陽光追尾システムの農地での有効性実証」(ビニールハウス)
[3]「強度の弱い畜舎向け軽量発電システム開発」(畜舎)
[4]「太陽電池屋根設置型ビニールハウス植物工場化プロジェクト」(ビニールハウス)
[5]「簡易的太陽追尾型太陽光発電システムの営農型発電設備への応用開発」(農地)
[6]「傾斜地用太陽光発電システムの実証」(傾斜地)
[7]「傾斜地における太陽光発電設置のための小径鋼管杭工法の開発・実証」(傾斜地)
[8]「未利用水面を活用した浮体モジュールの開発及び導入実証」(水上:淡水)
[9]「海上・離島沿岸部太陽光発電プロジェクト」(水上:海水)
[10]「鉄道線路内太陽光発電」(鉄道路線)
[11]「耐洪水対策の特種架台の設計及び施工方法の検討」(河川敷)
[12]「コミュニティ型ベランダソーラーの研究開発」(集合住宅のベランダ)
 研究機関は2013年度~2015年度となっており、総事業費は約22.5億円となる。(うちNEDOの負担率は2/3)

詳しくはこちら - NEDO
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100235.html