ソーラーフロンティア、グリーンハウス実証事業を開始
ソーラーフロンティア株式会社は20日、福島県協力のもと、農地での農業とその上部空間を利用した太陽光発電事業の両立を目指した実証事業「PVグリーンハウス実証事業」を開始したと発表した。
本事業は、経済産業省の「平成24年度住宅用太陽光発電高度普及促進復興対策事業(福島実証モデル事業)」に採択されているもので、グリーンハウスの屋根を利用して太陽光発電システムを設置し、農業と太陽光発電事業を同時に行うことで収益性が高く、持続性の高い施設園芸モデルを構築することを目的としている。
実証事業では、イチゴおよびトマトの栽培を行っているグリーンハウスの屋根約1,300㎡に、計324枚のCIS型太陽光パネル(50kW)を設置する。事業終了の2014年1月を目途に、発電事業及びモジュールの影の影響を受けるハウス内農業の検証を行うという。
実施にあたっては、海外でPVグリーンハウスの実績を持つドイツのベレくトリック社のシステムが導入されており、グリーンハウス専門会社 Les Industries Harnois やパワコンメーカーSMA社の協力を受ける予定だ。
ソーラーフロンティア – ニュース
http://www.solar-frontier.com/jpn/news/2013/C025763.html