ソーラーフロンティア、第三四半期の営業利益は102億円
昭和シェル石油株式会社は5日、平成25年12月期第3四半期の決算を発表した。
発表によると、太陽光発電システムの製造・販売を行うエネルギーソリューション事業の3Q売上高は986億円(前年同期比107.9%増収)、営業利益は102億円(前年同期比258億円の増益)となった。
固定価格買取制度のスタートから勢い付いている国内需要を背景に、国内外の大規模プロジェクトへの供給などもあり、生産量を上回るペースでCIS薄膜太陽電池の出荷が続いているという。7月には、高出力化に成功した「SF170-S」、薄型軽量化に成功した「Solacis neo」の2製品を発表しており、国内住宅市場におけるシェアの拡大に取り組んできた。
生産面では、供給量の増加により、主力の国富工場において第三四半期には稼働開始以来で最大の生産量を達成したという。また、休止していた宮崎第2工場も新製品の追加に伴い、第4四半期には「Solacis neo」の生産を開始する予定だ。
同社は、今後も引き続きより収益性の高い国内市場に注力していく方針だ。
昭和シェル石油株式会社 – プレスリリース
http://www.showa-shell.co.jp/press_release/