ニュース記事一覧

ニュース一覧へ

西武鉄道がメガソーラーを建設、除草にはヤギを起用

 西武グループは27日、埼玉県飯能市における西武鉄道の所有地においてメガソーラー「西部飯能日高ソーラーパワーステーション」を建設すると発表した。

 本事業は、埼玉県飯能市永田台の約3.9haの土地に太陽光パネル約8,588枚を敷設し、設備容量2.1メガワットのメガソーラーを建設するというもので、年間想定発電量は約240万になる見込みだ。本発電所を設置することによって、年間約755tものCO2を削減することができ、これは杉の木約54,000本を植林した効果に相当するという。

 本発電所の特徴として、計画停電や大規模停電時の対策に自立運転機能付きパワーコンディショナを導入していることや可搬型蓄電池を設置していることがあげられる。また、完成後のソーラーパネル回りの除草は、時期によってエコパートナーである武蔵横手駅のヤギを起用するなど、地域へのアピールも万全だ。

 西武グループは、プリンスホテルを事業主として宮崎県日南市、静岡県伊豆の国市、北海道札幌市で、近江鉄道株式会社を事業主として滋賀県高島市でもメガソーラーの新設を計画している。

西武鉄道株式会社 – ニュースリリース
http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/news-release/