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伯耆に太陽光発電所 5月末に売電開始予定

 鳥取県伯耆町荘の民有地に発電の総出力が約4500キロワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)が新設されることが15日、分かった。岡山市の電気設備工事会社などが出資する2社が運営する。二つの事業区画のうち一つは1月下旬に着工、5月末に売電開始を予定している。

 建設地は、日本電産(京都市南区)が開発センターを撤退させて空き地となっている同社所有の民有地約5万平方メートル。

 中国地方でメガソーラーを展開している電気設備工事業・旭電業(岡山市南区)が土地を借り受け、2区画に分けて、同社が出資する特別目的会社と、同社とコンサルタント業・環境発電(広島県)が出資する特別目的会社がそれぞれ運営する。

 旭電業が出資する会社が1月下旬着工、5月末売電開始で先行し、両社が出資する会社は6月か7月に着工、来年9月の売電開始を見込んでいる。

 総事業費は約12億円。発電量は一般家庭1400世帯分に相当する年間490万キロワット時。25日に伯耆町との協定締結と起工式を予定している。

(記事:日本海新聞)