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パナソニックとエプコ、家庭用太陽光発電アグリゲーション事業を展開

 パナソニック株式会社エコソリューションズ社と株式会社エプコは21日、株主間協定書を締結し、1月31日に両社共同出資によって家庭用太陽光発電アグリゲーション事業に関する合弁会社を設立すると発表した。

 電力システム改革において2016年には電力の小売市場への参入自由化が計画されており、7.5兆円の市場が新しく開放されると予測されている。両社は、新産業、新市場の創出という観点からも課題解決型のエネルギー産業の形成が必要と認識しており、今回の締結にいたったという。

 小売自由化が行われるまで、両社はまず個々の住宅から太陽光発電の小規模な電力を買取、集約して大規模に販売するアグリゲーション事業という新しいビジネスモデルから展開していくという。将来的には、電力小売自由化を見据えたパートナー連携や幅広いエネルギーサービスの提供を検討していく予定だ。

 本合弁会社を通じて両社は、エネルギーソリューション事業を展開することで、これまでの住宅用設備・商品の提供や設備設計支援はもとより、住宅のエネルギーマネジメント、さらには街全体に広がる「快適とエコ」「安全・安心」な環境づくりを通じ、持続可能な社会の実現に貢献していきたいとしている。

パナソニック株式会社エコソリューションズ社 – プレスリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2014/01/jn140121-3/jn140121-3.pdf