オムロン、マルチ入力に対応した屋外設置型パワコンを新発売
オムロン株式会社は7日、戸建や集合住宅向けに設計・設置の容易さがさらに向上したマルチ入力方式の太陽光発電システム用屋外設置型単相パワーコンディショナ「KP□Rシリーズ」を新たに発売すると発表した。
マルチ入力型の本シリーズは、住宅で多く見られる寄棟屋根のような枚数の異なるモジュールを回路ごとに入力設定することができるため、従来まで必要であった昇圧ユニットや接続箱が不要となり、システム設計の自由度を格段に高められるようになった。
本シリーズの特徴として、出力抑制制御機能に進相無効電力制御を加えることで従来の出力抑制制御を働きにくくし、売電量損失(機会)の低減効果実現していることが挙げられる。また、マルチ入力方式の採用と容量のアップを行ったにも関わらず、従来品よりも容量あたりの効率や面積、重量は優位性があり、取扱いやすさも向上していると言えるだろう。
現在のところ、定格容量4.8kWの「KP48R-J3」と5.9kWの「KP59R-J4」の2製品がラインナップされており、今年4月より販売を開始する予定だ。
オムロン株式会社 – ニュースリリース
https://www.omron.co.jp/press/2014/02/c0207.html