シャープ、2013年3Qの太陽電池販売量は昨年同期比67.4%増の459MW
シャープ株式会社は4日、2013年度第3四半期の決算短信を発表した。
第1四半期~第3四半期(2013/04/01~2013/12/31)累計の企業全体の売上高は、昨年同期比21%増となる2兆1,572億円。連結最終損益は177億円の黒字(前年同期は4,243億円の赤字)で、3年ぶりの最終黒字となる。
太陽電池部門においては、国内市場においてメガソーラーを始めとする産業用分野が好調に推移していることや海外で展開しているディベロッパー事業影響などもあり、第1四半期~第3四半期累計の売上高は2,767億円、最終損益は157億円の黒字となった。
今後は、需要が底堅い国内市場での販売拡大及び収益の確保を、海外ではディベロッパー事業を拡大していく方針だ。また、米英でのモジュール生産を終息するなど、構造改革の推進とエネルギーソリューションビジネスへのシフトを図る。
シャープ株式会社 – 平成26年3月期第三四半期 決算短信
http://www.sharp.co.jp/corporate/ir/library/financial/pdf/2014/2/1403_3q_tanshin.pdf