パナソニック、産業用ラインナップに大型タイプと高強度タイプを追加
パナソニック株式会社エコソリューションズ社は、HIT太陽電池モジュールの公共産業用製品ラインナップを拡充すると発表した。
昨年より規模が拡大している公共・産業用太陽光発電市場では、システム設置場所の多様化に伴い、限られた設置面積の中でいかに発電量を稼ぐかというニーズが高まっている。このニーズに対応する形で、同社は今回新たに「大型HITモジュール HIT290A」と「高強度HITモジュール HIT120A」の2機種をラインナップに追加する。
HIT290Aは、折板屋根に多い500mmピッチに最適化したサイズ設計が施されたモジュール。サイズが折板屋根ピッチに最適であるため、ベースレールを使用せずにモジュール間の隙間を狭められるという。また、6点固定を行うことで耐風圧設計は4,200Paとなっており、風の影響を受けやすい屋根端部への設置や沿岸部の建物への設置など、設置場所の拡大も実現している。
HIT120Aは、独自のフレームデザインを採用することで耐風圧荷重6,000Pa、積雪荷重6,000Paという高強度を実現した少々小ぶりのモジュール。また、モジュールのフレームには落下防止穴が設けられており、安全設計となっていることが特長だ。
希望小売価格は、HIT290Aが157,000円・HIT120Aが105,000円で、共に受注開始日は4月1日となっている。
パナソニック株式会社 – プレスリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2014/02/jn140210-1/jn140210-1.html