富士電機、太陽電池セル事業の売却を決定
富士電機株式会社は19日、ニュージーランドのZinniaTek Limited(ZT社)と、太陽電池セル事業について、ZT社の100%子会社であるFWAVE株式会社(東京都小平市)に譲渡することを合意したと発表した。
FWAVE社には、熊本工場の土地・建物・生産設備および千葉県の研究開発設備と、棚卸資産、太陽電池に関する商標権・知的財産権が譲渡される。事業譲渡日は2014年3月31日で、FWAVE社は取得した熊本工場にてセル生産を行い、当セルを使用した新規建材部材の生産と販売による事業拡大を計画しているという。
富士電機は今後、既成製品のアフターサービスに対応していく他、既存のパートナーへのセル生産販売継承を含め、譲渡先会社における円滑な立ち上げを支援していくとしている。
富士電機株式会社 – ニュースリリース
http://www.fujielectric.co.jp/about/news/detail/2014/20140219090021750.html