京セラ、長寿命・高効率な公共産業用リチウムイオン蓄電システムを発売
京セラ株式会社は17日、サイクル寿命8,000サイクルの高性能リチウムイオン電池を搭載した「公共産業用リチウムイオン蓄電システム」を製品化し、3月3日より発売を開始すると発表した。
新たに発売される蓄電システム「EGTP-LM120A」は、定格容量12.0kWh(2台併設で24.0kWhまで対応)、サイクル寿命8,000サイクルを達成した高性能なリチウムイオン電池が採用されており、非常時においても安定した電力供給が必要とされる公共・産業施設への適用が想定されている。
本製品には、ユーザーの使用目的や状況に合わせて選択できる6つの運転モードが搭載されており、状況に応じて最適に制御を行う事が可能だ。また、単相100Vに加えて三相200V出力にも対応しているため、停電などの非常時でも照明・扇風機・パソコンなど、さまざまな機器へ電力を供給できることも大きな強みとなっている。
発売開始日は3月3日で、価格はオープン価格。同社は、今後3年間の販売目標を500台としており、公共産業用市場において太陽光発電システムのみならず、蓄電システムを合わせて提案していくことで、太陽光発電のさらなる普及に貢献していきたいとしている。
京セラ会社 – ニュースリリース
http://www.kyocera.co.jp/news/2014/0203_slov.html