協和精工、雪国対応型架台「スノーターン90」を開発 – 本年秋には販売へ
協和精工株式会社(秋田県雄勝郡羽後町、代表:鈴木耕一)は25日、独自に設計・開発した雪国対応型架台「スノーターン90」を本年秋より販売すると発表した。
本製品の特長は、アレイの傾斜角度を自由に調節できるという点だ。同じ特長を有する可動式架台は数多く存在するが、それらは段階的にしか角度を調節できないといったことや、操作に他のエネルギーや労力が必要で、柔軟性や機動性に欠けるといった課題があったという。
本製品は、独自の手動による作動方法を採用することでこれらの課題を解決しており、小さな力でスムーズに、機動的に角度を調節することが可能だ。本製品は2013年4月に実用新案登録証を取得しており、既に第一号機は湯沢市の新庁舎屋上へ設置されている。
販売に際しては、ビル屋上や一般家庭の庭への設置を想定した「平面設置タイプ」と、垂直な壁への設置に対応した「壁掛けタイプ」の2種類がラインナップされる。価格は未定だが、「平面設置タイプ」は1台100万円、「壁掛けタイプ」は1台20万円からとなる見込みだ。
同社は今後、本年秋からの販売に向けて販売代理店の募集を始めるとしており、将来的には関東以北および山陰といった積雪地域、北米・ヨーロッパ等の海外展開も検討していく予定だ。
協和精工
http://www.kyowaseiko.co.jp/
PR TIMES(ニュースソース)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000008479.html