パナソニック、壁掛けタイプの住宅用蓄電システムを発売
パナソニック株式会社エコソリューションズ社は24日、「住宅用リチウムイオン蓄電盤 壁掛けタイプ(蓄電容量1kWh)」の受注を2月28日より開始すると発表した。
東日本大震災以降、国内のエネルギー情勢は大きく変化しており、非時の電源確保や節電の観点から蓄電システムの注目が高まっている。しかし、現在のところシステム費用や設置スペースの確保といった面でのハードルが高く、購入を見送っているユーザーが非常に多いのも現状だ。同社はこの点に着目し、比較的求めやすい価格で、スペースに余裕のない空間にも設置できる蓄電システムの開発に取り組んだという。
今回発売されるリチウムイオン蓄電盤「LJ-SG10A」は、蓄電容量1kWh、外形寸法605×155×350(mm)の壁掛けに対応した蓄電システム。希望小売価格は約40万円で、住居や小規模店舗への導入を想定している。停電時には、蓄電していた電力を予め設定した接続機器へ自動で給電し、日中には太陽光発電システムからの電力を蓄電することが可能となっている。
同社は、今度も「もしも」の停電に備える安全・安心な暮らしと環境負荷の軽減が両立する蓄電システムの普及拡大を図っていくとしている。
パナソニック株式会社 – プレスリリース
http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2014/02/jn140224-3/jn140224-3.html