大阪ガス子会社、神戸市の下水処理場にメガソーラーを建設
大阪ガス株式会社の100%子会社であるエナジーバンクジャパン株式会社は5日、垂水下水処理場において、太陽光発電設備とバイオガスコージェネレーション設備を設置し、運転を開始したと発表した。
同社と神戸市は、下水処理場の広大な屋根を活用して設置する太陽光発電システムと、下水道固有の資源であるバイオガスを用いたコージェネシステムで発電を行う「こうべWエコ発電プロジェクト」を推進している。設置された太陽光発電システムの設備容量は2メガワット、コージェネレーションシステムの設備容量は350キロワットで、2設備合計の年間想定発電量は約450万キロワット時に達する見込みだ。
本プロジェクトでは、同社がスキームの構築とEPCを担い、神戸市は事業用地の提供とバイオガスの供給などを行う予定だ。発電事業の開始にあたっては、同社が売電契約を締結しており、売電によって得た収益から神戸市に対価を支払うというスキームが構築されている。
同社は、今後も再生可能エネルギーの普及に取り組むことにより、エネルギーセキュリティの工場と環境負荷の低減に貢献していくとしている。
大阪ガス株式会社 – プレスリリース
http://www.osakagas.co.jp/company/press/pr_2014/1209089_10899.html