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丸紅、被災地の土地を活用しメガソーラーを建設

 丸紅株式会社は10日、宮城県岩沼市においてメガソーラー「いわぬま臨空メガソーラー」を建設し、今月より工事に着工すると発表した。

 本事業は、2012年6月に岩沼市が実施した「いわぬま臨空メガソーラー発電事業者の募集」で、同市相野釜西地区にある東日本大震災の津波で被災し、塩害と地盤沈下によって営農が困難となった農地を利用したメガソーラー事業の提案が公募され、同社が事業者として選定されたもの。

 建設されるメガソーラーの設備容量は28.3メガワットで、年間想定発電量は2,900万キロワット時に達すると見込まれている。今月より建設工事に着工し、2015年4月に商業運転を開始する予定だ。

 同社は、大分県で建設中の82メガワット案件、三重県・愛知県で建設中の49メガワット案件を始め、日本全国で開発を行っている。今後も環境負荷の少ない再生可能エネルギー利用の普及に、積極的に取り組んでいきたいとしている。

丸紅株式会社 – ニュースリリース
http://www.marubeni.co.jp/news/2014/release/data/iwanuma_jpn.pdf