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三井住友建設、独自の建材一体型太陽光発電システムを開発

 三井住友建設株式会社は9日、太陽光発電による創エネルギー技術(アクティブソーラー)と、自然通風と採暖による省エネルギー技術(パッシブソーラー)とを融合させた独自の建材一体型太陽光発電システムを開発し、自社施設に導入したと発表した。

 本システムは、汎用的な太陽光パネルとデザインパネルで構成される外装ユニットと、設置角度を調整できる太陽電池が取り付けられた可変ユニットで構成されている。これらの仕組みから、温度情報による発電効率の低下を防止するほか、冷房負荷や暖房負荷のピーク値を削減するといった運用が可能となっている。今後は、ゼロ・エネルギー・ビルディング(ZEB)を実現するための要素技術として活用される予定だ。

 同社は、環境に関する中長期的な展望を明確化した「環境ビジョン“Green Challenge 2020”」を定めており、今後も「地球温暖化の防止」と「循環型社会の形成」の両立をはかる技術開発を推進していきたいとしている。

三井住友建設株式会社 – ニュースリリース
http://www.smcon.co.jp/2014/05098024/