JX日鉱日石エネルギー、四国の遊休地を活用しメガソーラーを建設
JX日鉱日石エネルギー株式会社は16日、松前油槽所跡地(愛媛県伊予郡松前町)と高松油槽所跡地(香川県高松市)において、メガソーラーを建設すると発表した。
油槽所とは、製油所で生産された石油製品を一時貯蔵し、タンクローリーへ積込む設備を有する施設のこと。近年では、コスト削減や物流効率化といった観点から、製油所が同様の機能を有するようになっており、年々減少傾向にあるという。
今般建設されるメガソーラーの設備容量は、松前油槽所跡地のものが約2メガワット、高松油槽所跡地のものが約1.4メガワットとなっており、共に今年12月の運転開始を予定している。なお、これら2施設が加わることにより、同社の有する太陽光発電事業サイトは合計9件となり、発電規模は約27メガワットに達する。
同社は、顧客のニーズに合わせた様々なエネルギーを提供する「エネルギー変換企業」として、持続的な社会の実現に貢献していくとしている。
JX日鉱日石エネルギー – ニュースリリース
http://www.noe.jx-group.co.jp/newsrelease/2014/20140516_01_1030113.html