ミサワホーム、全量買取を選択した顧客を対象とする電力の買取を提案
ミサワホーム株式会社は21日、10kW以上の太陽光発電システムを搭載した同社の戸建住宅または賃貸住宅を建築し、かつ全量買取方式を選択する顧客から”プレミアム価格”で電力を買取るサービスについて、22日より提案を開始すると発表した。
同社によると、10kWの太陽光発電システムを搭載した場合20年間で約633万円の売電収入が見込める他、新電力事業(特定電気事業者)を展開する株式会社エナリスが1kWhあたり1円のプレミアムを追加した価格で買い取ることで、20年間で約20万円の追加収入が得られると試算している。なお、この取り組みは以前に10kW以上のシステムを搭載した顧客も対象になるという。
また、同社は、昨年に新電力の届出を完了しており、今回のスキームで集めた電力をエナリスから優先的に購入し、同社グループ会社へ供給することで再生可能エネルギーの活用にも取り組むとしている。
同社は、今後も太陽光発電の普及を促進するとともに、2016年に予定されている電力小売り自由化を見据えて、電力の買い取り及び供給に取り組み、さらに一般家庭向けの電力小売やスマートシティ内での電力の融通なども視野に事業を展開していくとしている。
ミサワホーム株式会社 – インフォメーションリリース
http://www.misawa.co.jp/misawa/news_release/misawa/pop-up/release-pages/pdf2014/release140521.pdf