オムロン、パワコン「KPシリーズ」の生産能力を強化
オムロン株式会社は26日、太陽光発電システムの需要拡大に伴い、太陽光発電システム用パワーコンディショナ「KPシリーズ」の増産体制を構築すると発表した。
2012年7月よりスタートした固定価格買取制度の影響から、国内の太陽光発電市場は急速に拡大しており、制度開始から3年目となる今年度においても引き続き堅調な伸びを見せている。中でも、低圧系統と連系できる50キロワット未満のシステムや住宅用システムは今後も普及が期待できる分野といえるだろう。
同社は、昨年度より市場の需要に対応できるようパワコンの生産体制を強化してきたが、年度末の駆け込み需要などから品薄状態は続いている。そこで同社は、現生産量の2倍の生産能力となるよう、増産体制の強化を図るとしている。対象となる製品は屋内設置型であるKP□K2と、屋外設置型KP□M・KP□Rの3つ。
同社は、これら製品の生産能力を強化し、安定的な製品供給を実現することで、今後の太陽光発電システムのさらなる普及に貢献したいとしている。
オムロン株式会社 – ニュースリリース
http://www.omron.co.jp/press/2014/05/c0526.html