富士電機、炭化ケイ素モジュールを適用したメガソーラー用パワコンを発売
富士電機株式会社は先月29日、オールSiC(炭化ケイ素)モジュールを適用した大容量メガソーラー用パワーコンディショナを発売すると発表した。
SiCパワー半導体は、エレクトロニクス製品の高耐圧・低損失化を実現する要素技術とされており、同社はNEDOとの共同研究を通じて昨年10月からSiC素子の生産を行っている。
新製品は、昇圧回路にオールSiCモジュールを採用することで、業界最高となる変換効率98.8%を達成している。また、従来機種に比べて盤のサイズが20%ほど縮小されているため、盤を分割せずに輸送することが可能で、施工に係るコストの削減にも繋がるとしている。
発売時期は8月を予定しており、詳細な情報は今後発表されるのではないかと予測される。
富士電機株式会社 – ニュースリリース
http://www.fujielectric.co.jp/about/news/detail/2014/20140529130039480.html