2012年にスタートした固定価格買取制度や各自治体による補助金制度の充実もあり、近年広く普及が進んでいる太陽光発電。
電気料金の値上げや脱原発の流れが加速している現在、太陽光発電が集める注目はさらに大きなものとなっています。
しかし、いざ太陽光発電システムを導入するといっても、何を基準に選べば良いのかわからないといった方が多くいます。
ここでは、実際に導入する上で重要となる6つのポイントを基に、”住宅用太陽光発電システムの選び方”をわかりやすく解説していきます。
住宅用太陽光発電の設置ポイント
発電量・発電性能
太陽光発電を始める場合、「初期費用をどのくらいのペースで回収するか」ということが重要になります。
初期費用を早く回収するとそれだけ売電による採算性を高めることが可能となります。
回収期間を早めるためには発電量の高い太陽光発電システムを選択する必要があります。
価格・予算
年々、太陽光発電システムの市場価格は下がってきていますが、未だに高額な商品であることには違いありません。
「初期費用を出来る限り抑えて太陽光発電を始めたい」とお考えの方は多くいらっしゃいます。
実際に太陽光発電システムを導入するとなると、どれくらいの費用が掛かってくるのでしょうか？
外観・デザイン
現在最も一般的に使用されている太陽光パネルは据え置き型と呼ばれるものです。
同じ据え置き型太陽光パネルでも、メーカーによってわずかにデザインは異なってきます。
また、据え置き型以外にも建材一体型と呼ばれる太陽光パネルなどもあります。
屋根材・設置仕様
太陽光発電システムを導入するとなると、ご自宅の屋根事情を考慮する必要があります。
屋根の形式や面積は家屋によって異なるため、一概に「この太陽光パネルを選択すれば間違いない」ということは言えません。
ご自宅の屋根に適した太陽光パネルを選択することが効率よく発電するためのポイントです。
各種保証
太陽光発電システムは10年、20年と長く付き合っていくものですから、問題が発生しないか心配なものです。
万が一システムにトラブルや故障が発生した場合には、太陽光メーカーの責任で補償してもらうことが出来ます。
メーカーによって設けている保証制度やその保証期間は異なってくるため、注意が必要です。
信頼性・地域性
太陽光発電システムを設置する場合、屋根の事情や周辺環境に応じて施工方法は異なります。
システムのパフォーマンスを最大限に引き出すためには、販売施工店の提案力や技術力、経験が必要不可欠です。
安心・信頼できる販売施工会社を選択することが、発電量アップへの近道といっても過言ではありません。
