太陽光発電の関連用語だけでなく、自然エネルギーや環境、
エコについての用語も掲載していきます。
イニシャルコスト(initial cost)
機器や設備などを導入する際にかかる費用のこと。初期費用・導入費用などとも呼ばれます。
イニシャルコストは、調達計画の作成や製品の購入、配置、初期設定など、利用を開始するまでに必要となるコストの総額を意味します。 これに対し、毎月の維持費用や、メンテナンスにかかるお金などはランニングコストと呼ばれます。
太陽光発電システムを導入する際には、
- 太陽光パネル、架台などの機器費用
- 設置工事費用
- 申請や契約などの手続き費用
が必要となります。
太陽光発電を始める上で重要とされるのは、イニシャルコストをどのくらいの期間で回収するかということです。回収し終わった時点から、 売電による売上は全て収益となるわけですから、早いに越したことはありません。
太陽光パネルの市場価格は年々下がってきていますが、それでもまだまだ高額であると言えるでしょう。 国や県、各市区町村では、新たにシステムを設置する方を対象とした補助金制度などを設けており、 それらを利用することによってイニシャルコストを随分と抑えることが可能になっています。 導入の際には、日射量やシステムの発電量から、イニシャルコストを何年で回収できるかをシミュレーションすることが非常に重要です。
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