太陽光発電の関連用語だけでなく、自然エネルギーや環境、
エコについての用語も掲載していきます。
発電効率(はつでんこうりつ)
セル及びモジュールにあたる光をどのくらい電気に変換できるかの値。
わかりやすく言うと、照射された太陽光エネルギーのうち、何%を電力に変換することができるかという数値で、 セル、および太陽電池モジュールを比較する上でとても重要な指標となります。値が高ければ高いほど、より効率的、効果的に発電をすることができます。
しかし、太陽電池モジュールをセルの変換効率だけで比較してはいけません。実際の変換効率は様々な条件により変化するうえ、 変換効率の高さは製品価格とも比例する傾向があるため、費用対効果をしっかり考え、ご利用される方の生活スタイル、環境に合わせて検討する必要があります。
余談ですが、国から支給される補助金制度では、太陽光発電モジュールの変換効率基準というものが設けられており、 平成24年度だと単結晶系は16%以上、多結晶系は15%以上であることが条件とされています。
セル変換効率の計算方法は、以下のようになります。
セル変換効率 = 出力電気エネルギー ÷ 太陽光エネルギー × 100
日本の家屋の屋根面積は狭いため、あまり多くの太陽光パネルを設置することができません。
少ない設置枚数でより多く発電するためには、出力数の大きなパネルを選択する必要があります。
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