太陽光発電の関連用語だけでなく、自然エネルギーや環境、
エコについての用語も掲載していきます。
パッシブソーラー（passive solar）
特別な機会や設備を使わず、家のつくりや素材などを工夫して受動的に太陽熱を利用すること。
対義語として、機械を用いるアクティブソーラーがあります。
太陽エネルギーの利用法として太陽光発電や太陽熱温水器などがありますが、パッシブソーラーとは、太陽エネルギーを熱として蓄え、建物の室温調整に用いる仕組みのことです。
現在の技術だと、冬は暖かく快適に過ごすことは可能になりますが、夏を涼しく過ごすことは難しく、今後の大きな課題とされています。
パッシブソーラーの最大の魅力、それは自然に逆らわず共生していく部分にあります。
パッシブソーラーとアクティブソーラーをかけあわせたハイブリッドソーラーと呼ばれるものもあります。
地球温暖化対策が大きな課題となっている昨今、パッシブソーラーは個人でも選択できる環境に貢献する方法の一つと言えるでしょう。
パッシブソーラーの種類
ダイレクトゲイン
南向き窓から入社する太陽熱を、コンクリートなどの蓄熱性のある床や壁に貯えさせる方式。
トロンブ壁
家の南面にガラス張りのコンクリート壁をつくり、壁に蓄熱させ、その熱で家を暖める方式。
グリーンハウス型
家の南側に温室をつくる方式。ダイレクトゲインとトロンブ壁を組み合わせたようなもの。
