ECO用語集

太陽光発電の関連用語だけでなく、自然エネルギーや環境、
エコについての用語も掲載していきます。

グリーン投資減税(ぐりーんとうしげんぜい)

あ行一覧へ

2012年7月よりスタートした、太陽光発電を含む再生可能エネルギーを普及させるために設けられた税制優遇措置のこと。

新エネルギーの普及は、政府が国家的課題として取り組んでいる重要施策であるため、太陽光発電システムなどの設備を導入する事業者は、 その規模や条件に応じて「新エネルギー等事業者支援対策費補助金」や「グリーン投資減税」などの公的支援を受けることが出来ます。

この制度が設けられた背景には二つの狙いがあります。

グリーン投資減税

・強靭で持続可能な新たなエネルギー社会の構築
-再生可能エネルギー設備の普及拡大を図る
-建設物の省エネ化 など

・環境エネルギー産業・市場の成長
-今後の低炭素社会構築に向けて、
成長・競争を促すべき分野の支援

-国内環境エネルギー産業・市場の成長の好循環を
形成し、世界をリードする社会作り

これらを実現するとともに、再生可能エネルギー設備への投資を税制面から重点的に支援することで、エネルギーの安定供給の確保と 低炭素成長社会の実現を目指すことを目的に、この制度は設けられました。

■対象者
青色申告書を提出する個人または法人

■適用期間平成25年4月1日から平成28年3月31日までの期間内
(即時償却については平成27年3月31日までの期間内)

■措置内容
以下のいずれかの税制優遇措置が受けられます。
・中小企業者に限り、取得価額の7%相当額の税額控除
・普通償却に加えて取得価額の30%相当額を限度として償却できる特別償却

関連用語