ECO用語集

太陽光発電の関連用語だけでなく、自然エネルギーや環境、
エコについての用語も掲載していきます。

架台(かだい)

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太陽光発電パネルを屋根や基礎に固定するための台座や枠のこと。

太陽光発電システムの構成機器の中で、架台は軽視される傾向にあります。 しかし、太陽光発電システムを長年にわたって運用するためには、架台は非常に大きな役目を担っています。

架台

太陽光発電システムを設置する場合。
日本は北は北海道、南は沖縄と緯度が大きく異なるため、地域や季節によって太陽の高度(仰角)が変わってきます。 加えて、日射の強さや気温、湿度条件などを考慮しながら、太陽光パネルが最高のパフォーマンスを発揮できるよう適切な設置を行わなければなりません。 そのためには、暴雨や強風、豪雪、地震などあらゆる自然環境に左右されないしっかりとした基礎が必要で、 同時に長年の使用にも耐えうる架台の材質や耐久性などが大きく影響してきます。

設置する屋根の形状、素材、周囲の環境などによって適する架台は異なってきますので、一概にどの架台が良いとは言えません。 例えば、陸屋根に太陽光パネルを設置する場合は、吹きさらしにも負けない頑丈な架台が必要になったり、塩害のある地域では、 錆びにつよい架台が必要になったり、豪雪地帯では積雪の重さに負けない架台を、というように場合によって異なってきます。 太陽光発電システムは10年、20年と長く付き合っていくものですから、土台の部分からしっかりしたものを選ぶことが重要です。

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