太陽光発電の関連用語だけでなく、自然エネルギーや環境、
エコについての用語も掲載していきます。
二酸化炭素ペイバックタイム(co2 payback time)
太陽光発電システムをはじめとしたエネルギー機器を製造するときに排出されるCO2と、
機器の運転で得られるエネルギーのCO2削減分をプラスマイナスゼロにするために掛かる期間。
エネルギー・ペイバックタイムの二酸化炭素バージョンと言えます。
発電所をはじめ、電気や熱などのエネルギーを生産するエネルギー設備には製造、建設、廃棄などの際にCO2が発生します。 この発生したCO2に相当する量のCO2を、その設備を導入することによって差し引きゼロにするまでの期間をCO2ペイバックタイムと呼びます。 太陽光や風力といった再生可能エネルギーを用いる発電設備は、発電の際にCO2を排出しないため、運転すればするほどCO2の排出を防止したということになります。
したがって、この数値が少ないほどCO2排出抑制性能や環境性能が高いということになります。
産業技術総合研究所が発表した資料より、太陽光パネルのCO2ペイバックタイムを紹介します。
タイプ別太陽光パネルのCO2ペイバックタイム
- 多結晶シリコン型
2.4年 - アモルファスシリコン型
1.5年 - 化合物薄膜型(CIS)
1.4年
タイプ別太陽光パネルのエネルギーペイバックタイム
- 多結晶シリコン型
1.5年 - アモルファスシリコン型
1.1年 - 化合物薄膜型(CIS)
0.9年
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